オラクルカードにきいてごらん

 

COLUMN

2021.0531

ときどき本屋の隅にもいくつか置かれているオラクルカード。スピリチュアルブームの一端を担った、ビジュアルの美しいカードです。オラクルカード界の第一人者であるドリーンさんが改宗し、彼女の天使カードが販売停止されるなど、一波乱はあったものの、その人気は未だ不動。各社から新作のカードがどんどん誕生しています。

わたしはいくつ持っていたっけ? 数えたら、使っていないものも含めて8箱もありました。イギリスで購入した英語版は、ほぼお飾り状態です……。

天使や妖精の存在の有無はさておき、浮かんだ疑問の答えを脳内(健在意識)以外のものに求めるというのは、理にかなっていると思います。誰しも、じぶんの頭だけでぐるぐる考えて、何も浮かばなかった経験があるはず。オラクルカードから意識的にヒントを得ることで、思考が変わり、思考が変わると行動が変わり、現実が動き出します。

メジャーな天使、妖精、日本の神様、霊的存在、宇宙存在など、UMAな面々の中から好きなジャンルが選べるのも魅力。基本的にデッキが揃って販売されていますが、ポケモンカードや遊戯王カードなどのトレーディングカードみたいに、オラクルトレカもあればいいな~と思っています(ニーズあるかな?)。

ところで、オラクルカードを引くときって、みなさんどうしていますか? わたしは数年前に、カードリーディングを生業にしている知人から、カードの読み方を教わりました。

まず、質問を決めてからカードを引きます。コツは明確に「問う」ことです。ふんわりした質問には、ふんわりした答えが返ってきます(真剣勝負、カードバトルッ!?)。そして、引いたカードのタイトル、印象、色合い、図柄(シンボル)を見て、感じたことが答えです。ようは「絵解き」なんです。それから、サブ的に解説を読みます。ここでまた質問が浮かんだら、もう一枚引く。セルフ問答ですね。

TVのバラエティ番組に、なんでもオラクルカードで決めようとするタレントさんが出演していましたが、もったいないなぁと思いました(もちろんTV的な演出だと思います)。

カードでもサイコロでも、なんでもよいのですが、誰がマスターかをハッキリさせないと、単なる依存になり、その真価が発揮されません。あくまでも答えはじぶんのなかにあり、オラクルカードはそれを引き出すツールです。

とまぁ、今回も真面目に語ってしまいましたが、カードは古来から遊びの定番。レッツプレイ、オラクルカード!

ek 旅が好き。のんびりも好き。日々のくらしをよりよく、すこやかに愉しむヒントをお届けできればうれしいです。

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