敏感ピープルの処世術

〜エンパス・HSP〜

SpiritCOLUMN

2021.0922

「あなたは、エンパスだね」と言われたことがありました。なんだそりゃ、コンパスの仲間? と思ったのが第一印象。

エンパス=エンパシー(enpathy)は、ものごとを自分ごとのように捉える共感力、感受性。例えば、具合のよくない人が隣にいたら、つられてグッタリしちゃうとか。
他者の喜怒哀楽、身体的(五感)、直感的(第六感)なエネルギーを受け取ってしまう体質のようです。ゲゲゲの鬼太郎の妖怪アンテナみたい。

近年は、HSP(highly sensitive person)が有名ですね。こちらは、人一倍敏感(繊細)な人、という意味。光や音や匂いなどの五感による刺激、主に身体的なセンサーが働きやすいイメージでしょうか。日本人の5人に1人は、その傾向があるとか。
詳しいタイプや傾向などは、それぞれ調べてみてください。(HSPの中にエンパスがふくまれるとも)

他者の感情や環境を敏感にキャッチするエンパス・HSP。特定の状況に反応してしまうのは、花粉症などのアレルギーにすこし似ているのかも。ただ、ひとつ言えることは、高い感受能力は使い方次第で役に立つということです。

例えば快、不快に敏感であることは、幸福を感じるためのエレメントを見つけやすいとも言えます。また、微細な感覚は、ものづくり(商品開発や創作活動など)をする上でも、武器になります。
敏感さは時にやっかいなものですが、ネガティブなイメージでつき合っていくのは、もったいない。グッドな個性として、エンパス・HSPライフをエンジョイ!

そんな敏感ピープルの処世術を、独断でまとめてみました。

1つめは、受けとった感覚を否定せず、肯定していくこと。全員に理解してもらおうとしなくていいけれど、信頼できる身近な人に伝えると、生活がスムーズになります。

2つめは、周りと比べて凹まないこと。日本でいえば、5人に4人は環境に動じにくい人。正直、鈍感なほうが生きやすいこともあります。社会のコンテンツは、おおむね多数派に向けて作られていることを、忘れずに。

3つめは、必要に応じて他者との境界線を引くこと。もめごとに深入りすると、消耗しがちに。お人好しスイッチをオフにすることは、敏感体質の護身術ともいえます。

花粉症じゃない人が、スギ花粉の季節を何とも思わないように、エンパス・HSPの感覚は、当事者以外はよくわからない世界です。
でも、それでいいんだと思います。それぞれが心地よくあるために、言葉や概念を利用する。その個性を強みに変えられるかは、当人次第です。
HSPでもそうでなくても、やはり己を知ることは、ハッピーに生きるための道標なんですね。

 

ek 旅が好き。のんびりも好き。日々のくらしをよりよく、すこやかに愉しむヒントをお届けできればうれしいです。

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